FESを用いた歩行訓練ロボットの開発(AkitaTrainer班)



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 脳卒中の後遺症である片麻痺のリハビリテーションには歩行訓練が有効です。片麻痺患者が歩行訓練を行う場合、理学療法士の介助が必要です。
しかし、歩行訓練の介助は理学療法士の身体的負担が大きく人数も限られているため、患者にとって十分なリハビリを行うことは難しいのが現状です。
 そこで巖見研究室では、秋田大学医学部および秋田未来株式会社とともに、歩行リハビリテーションロボットAkitaTrainerを開発しました。

 AkitaTrainerは理学療法士の介助を外骨格ロボット装具で再現し、機能的電気刺激(FES)を併用することでより効果が高いリハビリテーションの
実現が期待できます。現在は片麻痺患者を対象とした臨床試験を行う準備を進めており、将来は対麻痺患者にも対応したリハビリテーションロボッ
トとして実用化をすすめています。
さらに、AkitaTrainerに人工知能を導入することで、リハビリテーションのさらなる効率化を目指しています。

【主な研究実績】

・臼田伊織,齊藤諒,山内哲也,井上純一,巖見武裕,島田洋一 
 歩行訓練リハビリロボットの下肢関節軌道生成に関する研究 
 臨床バイオメカニクス,掲載決定

・Ryota Kimura, Toshiki Matsunaga, Takehiro Iwami, Daisuke Kudo, Kimio Saitoh, Kazutoshi Hatakeyama,
 Motoyuki Watanabe, Yusuke Takahashi, Naohisa Miyakoshi and Yoichi Shimada 
 Development of a Rehabilitation Robot Combined with Functional Electrical Stimulation Controlled by Non-disabled Lower  
 Extremity in Hemiplegic Gait 
 Progress in Rehabilitation Medicine, Vol. 3, 20180005(2018)



・山内哲也,三浦大輝,臼田伊織,前田海,巖見武裕,島田洋一
 歩行リハビリテーションロボットにおける強化学習によるアシスト量最適化システムの開発
 日本機械学会年次大会2019,秋田,J24103(2019)

・臼田伊織,齊藤諒、山内哲也,巖見武裕,井上純一,木村竜太,島田洋一
 歩行訓練リハビリロボットの下肢関節軌道生成に関する研究
 第45回日本臨床バイオメカニクス学会抄録集,秋田,O18-7(2018)

・山内哲也,臼田伊織,齊藤諒,木村竜太,井上純一,巖見武裕,島田洋一
 機能的電気刺激を併用した片麻痺用歩行リハビリテーションロボットにおける歩行の左右対称性評価
 第45回日本臨床バイオメカニクス学会抄録集,秋田,O18-4(2018)

・武田康平,本田大生,武井剛士,臼田伊織,巖見武裕,木村竜太,松永俊樹,島田洋一
 動作フィードバックを有する片麻痺用歩行リハビリロボットの開発と評価
 日本機械学会第29回バイオエンジニアリング講演会講演論文集,名古屋,2B46(2017)

・本田大生,武田康平,巖見武裕,木村竜太,松永俊樹,島田洋一
 機能的電気刺激を併用した反復歩行訓練機の開発
 日本機械学会第28回バイオエンジニアリング講演会講演論文集(USB),東京,1B22(2016)