教育内容

アドミッションポリシー

学習・教育到達目標

秋田大学理工学部システムデザイン工学科機械工学コースでは、機械に関する知識を基に幅広い工学知識を備え、自立性と協調性を併せ持ち、エンジニアとして、社会の変化には人間力をもって柔軟に対応し、未知の問題には行動力を発揮して果敢に挑戦することにより、地域社会に貢献できる人材の養成を目指しています。この目的のために、以下の(A)〜(E)に定めた学習・教育到達目標の知識や能力が学生諸君に身に付くように、入学から卒業までの学習環境と教育体制を整備しています。各目標に対応する科目は、「◎:特に重要な科目、○:重要な科目、◇:受講することが望ましい科目」です。

(A) 教養と倫理観

(A)−1 文化、法律、経済など、幅広い分野について学び社会人として必要な知識と教養を身につけることにより、
    物事を多面的に考える能力を身につける。
教養教育科目( ○ ):「現代社会」、「人間と文化」、「科学の探求」、「生活と保健」、「地域社会」、「技能の活用」、
「スポーツ文化科目」の各分野
専門教育科目( ○ ):「ボランティア参加」、「インターンシップI、II」
(A)−2 技術者倫理の観点から、社会におけるものづくりに関連した問題を議論できる能力を身につける。
専門教育科目( ◎ ):「ものづくりの倫理」
( ◇ ):「技術史」、「鉱業史」、「環境と安全」

(B) 科学の基礎知識

(B)−1 数学、物理学、化学など、工学に必要な基礎知識を学び、基本的な問題を解く能力を身につける。
基礎教育科目( ◎ ):「基礎数学I〜V」、「基礎物理学I、II」
( ○ ):「基礎化学I〜III」
専門教育科目( ◎ ):「工業物理」、「工業数学I、II」、「工業数学演習」、「ものづくりの確率統計・品質管理」
( ○ ):「応用電気磁気学」
( ◇ ):「確率統計」、「数理計画法」
(B)−2 情報技術に関する知識を身につける。また、コンピュータを有用な道具として活用するための基礎知識について学び、
    基本的操作ができる能力を身につける。
基礎教育科目( ◎ ):「情報処理の技法」
専門教育科目( ○ ):「情報処理工学」、「計算力学」

(C) 機械工学に関連する専門知識

(C)−1 機械工学の基幹をなす、材料力学、機械力学、熱力学、流体力学の各力学と制御工学について学び、
    基本的な問題を解決できる能力を身につける。
専門教育科目( ◎ ):「メカニズム」、「材料力学I、II」、「熱力学I、II」、「流れ学」、「流体力学」、「機械力学I、II」、
「制御工学I、II」、「伝熱工学」
( ○ ):「材料力学演習」、「熱力学演習」、「流れ学演習」、「固体力学」、「機械力学演習」、「制御工学演習」
(C)−2 機械工学の応用分野ならびに関連する分野についての基本的な知識と問題解決能力を身につける。
専門教育科目( ◎ ):「機械材料工学」、「メカノワールドII、III」
( ○ ):「エネルギー変換機器学」、「流体機器学」、「バイオメカニクス」、「センサ電子工学」、
「油空圧アクチュエータ工学」、「ロボット工学」、「交通工学」
( ◇ ):「電気工学概論」、「電子工学概論」
(C)−3 工作機械の特徴を理解し基本的な操作ができる能力を身につける。また、基本的な測定器・装置を用いて実験・計測を行い、
    その結果について考察できる能力を身につける。
基礎教育科目( ◎ ):「基礎物理学実験」
専門教育科目( ◎ ):「機械実習」、「機械加工プロセス学I」、「機械計測工学」、「機械工学実験」
( ○ ):「機械加工プロセス学II」、「ものづくりのための製作法」
( ◇ ):「加工プロセス学」、「材料プロセス学」

(D) エンジニアリングデザイン能力

(D)−1 決められた仕様を満足する簡単な機械を設計し、それを正しく製図できる能力を身につける。
専門教育科目( ◎ ):「機械製図」、「設計製図I〜III」、「機械設計学」
( ○ ):「実践の機械設計」
(D)−2 課題を自主的かつ計画的に遂行する能力を身につける。また、課題の解決に際し他者との議論を行うことができる能力を身につける。
専門教育科目( ◎ ):「創造工房実習」、「研究プロポーザル」、「卒業課題研究」
( ○ ):「入門機械製作」

(E) コミュニケーション能力

(E)−1 日本語により論理的な文章を作成し、他者に対してわかりやすくプレゼンテーションできる能力を身につける。
教養教育科目( ◎ ):「初年次ゼミ(メカノワールドT)
専門教育科目( ◎ ):「外国文献講読」、「研究プロポーザル」、「卒業課題研究」
(E)−2 外国語による基本的なコミュニケーションができる能力を身につける。
教養教育科目( ○ ):「国際言語科目」分野
専門教育科目( ○ ):「機械英語演習」、「テクニカルコミュニケーション」

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